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猫も人も幸せに包まれる、夢の賃貸併用住宅

「いつか猫と暮らす家を建てたい」。猫を愛する多くの人の憧れを、賃貸併用住宅で実現させた曽根さんご夫婦。

愛猫ポアロとニーチェと暮らすこだわりの詰まった住まいには、猫と人が快適に過ごすための工夫と、夢を形にした喜びがあふれていました。

目次

ご家族構成 2人+2匹

  • ご主人 曽根伸隆さん(49歳)
  • 奥様 佳織さん(48歳)
  • 愛猫 ポアロ&ニーチェ(ラグドール)

物語のはじまりは、アパート経営への興味から

「いつか賃貸物件オーナーになりたい」。ご主人の伸隆さんの夢は、いつか賃貸物件オーナーになることでした。

「大変だとは思いましたが、やりがいがあって楽しそうだとずっと興味がありました」。

知識を深めるために参加したのが、不動産仲介や賃貸経営コンサルタントの業務などをおこなっている『株式会社テラスバ』さんが開催した『大家さん学びの会』でした。

大家さん学びの会_サイトTOP

そこで出会ったのが、後にこの物件のコンセプト開発に携わることになる株式会社テラスバの佐藤さんでした。

曽根さん_ベネッツ_テラスバ佐藤さん_集合写真

「漠然としたプランでしたが、自分の考えを佐藤さんに相談したところ、とても面白がってくれて。そこから夢が膨らんでいきました」とご主人の伸隆さん。

伸隆さんが最もこだわったのは、『ネコも人も快適に暮らせる空間づくり』。

熱い思いを聞いた佐藤さんも、「賃貸管理を担う会社として、この夢をぜひ実現させたい!」と、さまざまな可能性を模索しはじめます。

株式会社テラスバの佐藤さんとベネッツ伊東

そして、伸隆さんの思いや理想を受けて佐藤さんが提案したのが、「賃貸併用住宅」(戸建て住宅の一部に賃貸住宅をプラスした建物)でした。

実は当初、戸建ての建築を考えていたご夫婦でしたが、理想の住まいを建てることと、オーナーになること、「賃貸併用住宅」なら2つの夢を最短距離で実現できると感じ、専門家のアドバイスによって『ネコ好きがつくる、ネコ好きのためのアパート』の建築に向けた構想がスタートしたのです。

アパート模型

せっかく建てるなら“真のネコ好き”が住みたいと思えるアパートを!

近年ペットが飼えるアパートは増えてきましたが、そのほとんどが “飼育可能” とうたっている物件で “人を中心に設計された空間でネコを飼える” というレベルの物件が多く、本当に猫と人が快適に暮らせる物件は多くありません。

そこで伸隆さんが目指したのは、単なる「ペットOK」ではなく、「猫も人間もストレスフリー」な空間。

ベッドの上の猫2匹

この高い理想を実現するため、「無理難題でもきっと一緒に立ち向かってくれるはずだ」と佐藤さんよりご相談いただいたのが、ベネッツでした。

「ベネッツの伊東社長も大の猫好きで愛猫家ということもあり、曽根さんとも初対面から話が盛り上がって。当初の私の不安は一気に吹き飛びました(笑)。これは絶対実現できる!と感じました」と佐藤さん。

談笑風景

ご主人のネコ愛にあふれたプレゼンにベネッツ・伊東も感動し、ネコを飼うもの同士で意気投合。ぜひ当社にお任せいただきたいとお願いしました。

「猫のための家」を超えて、ホテルライクな快適さを追求

「どんなにネコ好きでも、“ネコのために”を考えすぎるとストレスになってしまうんです」とご主人。

曽根さん_熱弁風景

安全性、遊び場の確保、トイレの臭い問題など、ネコを中心にすると窮屈な毎日になってしまう…。

コンセプトは「ネコのための家」ではありますが、同時に「ホテルライクな生活」というテーマを掲げ、ネコも人もストレスフリーで、ゆとりある毎日を送れる空間づくりにこだわりました。

愛猫家だからこそわかる視点で、安全性と快適さを両立する工夫が凝らされ、玄関ホールからはリビングとキッチンの両方にアプローチできる導線を確保。

猫と住むアパート_リビング風景

扉は格子戸を採用し、解放感は確保しながらもネコが玄関の外に飛び出さないように工夫しました。

リビングに不規則に配置したデザイン性の高い造作棚は、収納とキャットウォークの2つの役割を果たします。

猫と住むアパート_キャットウォーク

そして壁付けのキャットステップや、各部屋に取り付けたキャットドアによって、家中を自由に行き来できるようにしました。

猫と住むアパート_キャットウォークで遊ぶ猫

水回りは2階に集約して、人用のトイレと同じ空間にネコ用トイレ専用スペースを確保。処理がラクになると同時に匂いの問題を解決する、愛猫家だからこそわかるアイデアです。

猫と住むアパート_水回りとリラックスする猫

ネコがいなくても暮らしたいと思える魅力を詰め込んで

インテリアは、奥様の佳織さんのセンスが光ります。「清潔感があり、明るい空間にしたい」というご希望で、ナチュラルテイストで統一されています。

料理上手な佳織さんの目線で、賃貸としては広めのキッチンスペースを確保。使い勝手の良いシステムキッチンを備え、料理の時間が楽しくなりました。

曽根さんとキッチン仕事風景

さらにダイニングカウンターを配し、料理の作業台としてはもちろん、読書をしたり、仕事をしたり、ご主人が趣味のプラモデルづくりをしたりと、自分時間に没頭できる空間に。

猫と住むアパートでプラモデルを作る男性

キッチンを広くとった分リビングは狭くなりましたが、天井高によって広く感じます。収納も多く取り入れたことで、空間をフルに活用できるように工夫されているのもポイントです。

2階に設けた主寝室は、勾配天井が開放的なゆとりの空間に。

寝室風景_猫を抱っこする女性

施工途中で生まれた秘密基地みたいなロフトは、季節ものなどの収納に使いながら、ゲーム部屋としても楽しんでいるそう。ロフトへの階段は、収納兼キャットウォークとして使える設計に。

猫とキャットウォークで遊ぶ女性

また、洗面室はトイレと同空間に設けることで高級ホテルのような洗練された空間になりました。LED照明がついた“女優ライト”も、気持ちを高めてくれるアイテムです。

水回り_女優ライトの鏡

ネコに寄り添いながらも、人が豊かに暮らせる空間。「まず物件として魅力的な空間にしたかった」というご夫婦の思いをしっかりとカタチにできました。

外出好きだったご夫婦が、今は家が一番お気に入りの場所に。

ともにお酒好きというご夫婦。以前は夜のまちへと出かけることも多かったそうですが、「今は早く帰りたいと思うようになりました」(伸隆さん談)と、自宅でゆっくり晩酌する時間が増えたそうです。

佳織さんが作るおしゃれなおつまみを味わいながら、お気に入りの一杯を楽しむ。ご夫婦の時間を共にするように、ネコたちも好きな場所でくつろいでいる。

夜の乾杯

干渉しすぎないけれど愛にあふれた空間によって、人も、ネコも、気ままに過ごせるゆとりの毎日を楽しんでいます。

カメラ目線の猫

貸す側と借りる側という両方の立場で考え抜いたからこそ、「たくさんの人に支持されなくてもいい。本当に住みたいと思ってもらえる人の心に刺さる場所にしたかった」というご夫婦の妥協のないこだわりが詰まった物件。

その甲斐あって、現在もうひとつの部屋はネコ好きの方が入居され、愛猫家同士の交流も楽しんでいるそうです。

猫と住むアパート_外観

夢を実現に導いた、プロフェッショナルたちの存在

「資金計画から親身になって相談に乗ってくれたテラスバさん、私たちのわがままに柔軟なアイデアで応えてくれたベネッツさん、そして、高い技術力で実現してくれた大工さんたち。この物件に関わってくれたみなさんと一緒につくったという達成感があります」

と満足していただいている様子のご夫婦は、工事期間中もアイデアを出し合い、より良い方向へと向かっていく過程が楽しかったと振り返ります。

ベネッツにとっても初めての経験が多かった今回の施工を通じて、多くの学びを得られました。さまざまなご要望にお応えできるよう、私たちもがんばっていきます。

今後も設計施工会社としてはもちろん、同じ愛猫家としても末永くお付き合いをさせてくださいね!

ベネッツ_お客様の声_曽根邸集合写真